PCの前に座っているのに、手が止まる。そんな経験、ありませんか?
やる気がないわけではない。
時間を作ったわけでもない。
でも、気づいたら1時間が過ぎていた——。
検索を繰り返したり、マニュアルを読み返したり、動画を見たり。
それ自体は「調べている」のに、なぜか仕事は前に進んでいない。
そんな状態に、心当たりはないでしょうか。
この記事では、「止まる人」と「進む人」の違いについて、少し違う角度から考えてみたいと思います。
まず、「止まる」「進む」を定義させてください
この記事でいう「止まる」とは、やる気がないとか、仕事をしていないという意味ではありません。
・PCの前に座っているのに、次の一手が打てない状態
・検索や調べ物だけで時間が終わってしまう状態
・正解が分からず、結局何も決められない状態
能力の問題ではなく、「仕事や作業が前に進まない状態」のことです。
一方「進む」とは、完璧に仕上げることでも、速く動くことでもありません。
・迷いながらも、一歩だけ前に出られる状態
・8割の完成度で、いったん動かせる状態
・確認しながら、前進できる状態
スピードや能力の差ではなく、「止まらずに動き続けられているかどうか」の差です。
違いは才能ではない
では、止まる人と進む人の間に、何の差があるのでしょうか。
よく「あの人はITが得意だから」「もともとパソコンが苦手で」という言葉を聞きます。
でも、実際に話を聞いてみると、得意・不得意だけでは説明できないことが多い。
止まりやすい人には、共通した「パターン」があります。
一人で抱え込む
分からないことがあったとき、誰かに聞くより「自分で調べる」を選ぶ。
ITサポートや専門家に相談することへの心理的なハードルが高い。
結果、検索地獄にはまって、時間だけが過ぎていく。
正解を探し続ける
「これで合っているのか」という不安が拭えず、確認できないまま止まる。
個人事業主やひとり事務の方は特に、判断を一人で下さなければならないプレッシャーがある。
IT相談できる相手がいないと、その不安はずっと積み上がっていく。
完璧でないと動けない
「ちゃんと準備できてから」「もう少し調べてから」と、動き出しを先送りにしてしまう。
教室運営をされている方や、一人でWeb・SNSの更新もこなしている方に、よく見られる傾向です。
一方で、進む人はどうかというと——
小さく確認する
正解を一人で出そうとせず、小さな疑問のうちに誰かに聞く。
「これって合ってますか?」を気軽に言える環境がある。
誰かに聞ける
分からないことを、抱え込まずに出せる。
LINEで一言送れるだけで、それだけで手が動き出すことがある。
8割で進める
「完璧じゃなくていい、まず動かす」という判断ができる。
それができるのは、後で修正や相談ができると分かっているから。
この差は、才能ではありません。
「止まりにくい環境があるかどうか」の差です。
聞ける人がいるのに、聞けなくなっていく
「一人で抱え込む」と言っても、最初から一人だったわけではない方も多い。
実はよくあるのが、こんな流れです。
職場に詳しい人がいる場合——
最初は気軽に聞けた。
でも何度も聞いているうちに、「また同じこと聞いてる。。」と自分で気づきはじめる。
「申し訳ないな」「聞きづらいな」という気持ちが積み重なって、だんだん口が重くなっていく。
結果、分からないまま一人で止まるようになる。
家族に聞く場合——
息子さんや娘さんに教えてもらっていた。
最初は丁寧に教えてくれた。
でもそのうち、「またぁ!前にも言ったでしょ!」という空気になっていく。
「わからないから聞いているのに」と思いながらも、喧嘩になるくらいなら聞かなくていい、になっていく。
どちらも、聞ける相手がいたはずなのに、聞けなくなってしまうパターンです。
悪意はどこにもない。
でも気づけば、誰にも聞けない状態になっている。
これが「止まる」状態の、もう一つのリアルです。
止まりにくい環境とは、何か
では、「止まりにくい環境」とは具体的に何でしょうか。
すぐ聞ける場所がある
分からないことが出たとき、すぐに聞ける場所があるかどうか。
パソコンサポートやITサポートのプロに、気軽に質問できる仕組みがあるかどうか。
これだけで、止まる時間は大幅に短くなります。
整理できる時間がある
「なんとなくモヤモヤしていること」を、誰かと一緒に整理する時間があるかどうか。
一人でいると、問題が頭の中でこんがらがって大きく見えることがある。
声に出すだけで、解決の糸口が見つかることも多い。
確認できる相手がいる
「これで合ってますか?」「こっちとどっちがいいですか?」を聞ける相手がいるかどうか。
業務効率化やITの改善は、一人で正解を出し続けるより、確認しながら進める方がずっと速い。
個人事業主の方、教室運営をしている方、ひとりで事務をこなしている方——
この3つが揃っている環境を、持っていますか?
もし「そういえばないかも」と感じたとしたら、止まっているのは能力の問題ではないかもしれません。
止まらない環境の、一つの形として
i.tes+では、オンラインサポートのサブスクリプションプランを提供しています。
難しい話をするつもりはないのですが、一言で言うと「止まりにくくなるための環境」です。
パソコンのことが分からなくて止まる、次の一手が打てない、そういった状態に対して、一緒に伴走できる形を作っています。
すぐに申し込んでほしいとか、そういうことではありません。
ただ、「こういう形で環境を整えることもできるんだ」と、知っておいてもらえたら。
止まることは、あなたのせいじゃない
止まっているのは、あなたの能力が足りないからではありません。
正解が分からない状況で一人で動き続けるのは、誰にとっても難しいことです。
検索しても答えが出ない、誰かに聞ける環境がない——
その状態で「もっと頑張れ」といっても、なかなか前には進めません。
環境を整えることは、逃げではありません。
仕事をちゃんと前に進めるための、現実的な選択です。
止まらない環境を持つことも、一つの選択肢かもしれません。

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