「Claudeを使っている」と「仕事で使えている」は少し違う

もくじ

「使っている」と「使えている」の差

Claude を使っている人は増えた。
周りに聞いても、「使っている」と答える人は多い。
ただ、そこで「仕事で使えているか」と聞き返すと、少し反応が変わる。

「使ってはいるけど、使えているとは言えないかもしれない」
そう答える人は、実はかなり多いのではないだろうか。
「使っている」と「使えている」は、似ているようで少し違う。

この記事では、その差がどこにあるのかを整理していきたい。

AI との付き合い方には段階がある

AI との付き合い方は、実は1つではない。
大きく分けると、次の4つの段階がある。

  1. 検索の代わりに使う。
  2. 文章を作らせる。
  3. 考えを整理する相手として使う。
  4. 仕事の流れそのものを変える。

この4つは、優劣ではなく段階だ。
どこかで止まっていても、悪いわけではない。
ただ、その先があることを知らないまま止まっている人は、実はとても多い。

段階1:検索の代わりに使う

一番身近な使い方は、検索の代わりだろう。

分からない言葉を調べる。
制度や手続きの概要をざっくり聞く。
言い回しのヒントをもらう。

これまで検索エンジンにしていたことを、AI に置き換えているだけの状態だ。
便利ではあるが、仕事のやり方自体は何も変わっていない。
調べる手段が変わっただけ、と言ってもいい。

段階2:文章を作らせる

次によくあるのが、文章作成に使う段階だ。

SNS の投稿文を書かせる。
資料の見出し案を出してもらう。
問い合わせへの返信文を整えてもらう。

ここまでくると、少し仕事の中に入り込んできた感覚がある。
ただ、これもまだ「一度きりの作業」を頼んでいるだけのことが多い。
毎回ゼロから頼み方を考え、毎回その場限りで終わる。
積み重なっていく感覚が、まだない。

段階3:考えを整理する相手として使う

ここから少し様子が変わってくる。
「これで合っているか分からない」
「考えがまとまらない」
そうした場面で、AI に話しかけてみる。

質問に答えているうちに、自分の考えが整理されてくる。
これは、検索でも文章作成でもない使い方だ。
答えをもらうためではなく、考えを言葉にする相手として使っている。
「A案とB案、どちらで進めるべきか」というような迷いを、そのまま AI に投げかけてみる。

壁打ち相手、と言ってもいい。
この段階に来ると、AI は「調べる道具」から「一緒に考える相手」に変わっている。

段階4:仕事の流れそのものを変える

そして最後の段階が、仕事の流れそのものを見直すところだ。

自分の仕事の中で、どの作業なら任せられるかを決める。
任せた作業を、毎回同じやり方で繰り返せる形にしておく。
頼み方や手順を書き留めておき、同じやり方をテンプレ化して次回もそのまま使う。
うまくいかなければ、やり方を直して、また試す。

ここまでくると、AI は「その都度使う道具」ではなく、「仕事の一部」になっている。
一度うまくいった使い方が、次の仕事でもそのまま使える。
これが、冒頭で言った「仕事で AI を使えている」状態に近い。

1〜2と3〜4の間にあるもの

3〜4に進むために必要なのは、難しい知識ではない。
段階1から3への変化を思い出してほしい。

調べる相手だった AI に、答えの出ていない迷いをそのまま投げてみる。
やっていることの難しさは、ほとんど変わっていない。

変わったのは、「そういう使い方もある」と知っていたかどうかだけだ。
必要なのは、自分の仕事を見つめ直して、どこを任せられるかを考える機会。
そして、それを試しながら形にしていく時間だ。

2時間・参加費3,300円のプレ講座でできること

i.tes+【アイテスプラス】では、その機会として、『プレ講座 – まずは AI を使ってみよう -』を開いている。

所要時間は2時間、参加費は3,300円(税込)だ。
対象は、すでに なんらかの AI を使っているが、検索や文章作成の域を出られていない人になる。
扱うのは一般的な AI の話ではなく、参加した人が実際に抱えている仕事だ。
その日の2時間で、自分の手元にある作業を材料にして考えてもらう。

  • 自分が今どの段階で AI を使っているかを整理する
  • 普段の仕事を書き出して、AI に渡せそうな部分と自分の判断に残す部分を仕分けてみる
  • 「考えを整理する相手」としての使い方を体験する
  • これまで試したことのない使い方を、実際に体験してみる

帰るときには、「この作業なら任せられそうだ」「ここは自分で判断したほうがいい」という線引きが、いくつか手元に残っている状態を目指す。
専門的な技術の話は出てこない。

6ヶ月間だからこそ変わること

『プレ講座 – まずは AI を使ってみよう – 』で気づいたことを、実際の仕事の中で使い続けられるようにするには、もう少し時間がかかる。そこから仕事の中に根づかせていくのが、6ヶ月間の『本気の AI 活用講座』だ。

『プレ講座』との違いは、内容の難しさではなく、かけられる時間の長さにある。
2時間では、渡せそうな部分に気づいて、少し触ってみるところまでしかできない。
実際に仕事の中で使い続けるには、うまくいかなかったところを直しながら、何度もやり直す時間が要る。

6ヶ月間の中では、この「直しては、また試す」というやり取りを繰り返していく。
一人で試して、一人でつまずいて、そのまま止まってしまう、ということが起きにくくなる。
途中で相談できる相手がいる状態を、半年間続けていくイメージだ。

段階3や4は、一度聞いただけで身につくものではない。
自分の仕事に合わせて、少しずつ試しながら身につけていくものだ。

まとめ

Claude を使っている、ということと、仕事で AI を使えている、ということの間には、思っているより差がある。
その差は、能力の差ではない。

検索や文章作成の先に、考えを整理する使い方があり、さらにその先に、仕事の流れそのものを変える使い方がある。
そのことを知っているかどうかの差だ。

自己流のまま何となく使っている、と感じているなら、それは決して悪いことではない。
そこから一歩進める機会がある、ということを知ってもらえたらと思う。

まずは2時間・参加費3,300円の『プレ講座 – まずは AI を使ってみよう – 』で、自分が今どの段階にいるかを確かめてみてほしい。

その先には、半年かけて実務に落とし込んでいく『本気の AI 活用講座』を用意している。
日程はこれから調整するところだ。
決まりしだい、この場で案内する。

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